カッコウの官能小説劇場

　今現在、コンテンツがウォッチタワーしかない状態で、このサイトを訪れている人のほとんどはクイーンズブレイドのファンでしょう。しかし、もしかしたらいるかもしれない初見の方のために、一応解説でも書いとこうと思います。

　クイーンズブレイドの世界設定は、基本中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界です。その最大の大陸では４年に一度、女王を決める闘技大会が開催されています。１２才以上の女性のみが参加できるその大会では、最後に一人優勝した者が女王となって４年間大陸を支配することができ、大会参加者は美闘士と呼ばれます。美闘士達はそれぞれの志や思惑を胸に、命を賭けて勝負に挑むのです！
　基本何でもありのRPG風ライトファンタジーなのですが、それぞれのキャラクターに立場や動機がしっかりと設定されており、そのキャラクター達がが錯綜することにより様々なドラマが生まれるのです。

　さて、クイーンズブレイドの最も根幹の原作は、ゲームブックです。ゲームと言ってもコンピュータゲームではありません、ゲームブックという本で遊ぶゲームです。
　一冊に一人のキャラクターのデータが載っている本を持ち寄り、それでチャンバラの対戦して勝敗を決めるというゲームなのです。コンピュータゲームで言うと格闘ゲームに近いです。
　クイーンズブレイドのゲームは、もともとアメリカのロストワールドというアメリカのファンタジーゲームブックでした。それをある時ホビージャパンという会社が、ゲームはそのままで、キャラクターを露出度の高い女の子にして画集風の本にしたら売れるんじゃね？　という割とキワモノな企画で売り出したのです。
　結果、クイーンズブレイドは当たりました。ゲームブックは新キャラが刊行され、小説や漫画やフィギュアが販売され、ついにはアニメ化までされます。
　ヒットの最大の理由は、間違いなくセクシーで魅力的なキャラクター達にあるのでしょう。オタク業界の才能あるアーティストによってデザインされ描かれた、多彩な美女、美少女達が、時にあられもない姿をさらしながら闘うゲームブックは、ゲームとして遊ばない層にも売れました。
　TRPGやボードゲームをやっていた僕も、割と早いうちからそれに魅せられたクチで、ものは試しに買ってみるかとレイナとトモエを買ったら、結局全部揃えることになりました（でも実はあんまりゲームやってないんだよなあ、10～20回くらい？）。
　ちなみにゲームとしても長年生き残っているシステムだけあってなかなか面白いですよ。ある程度双方のプレイヤーがやり込んでゲームを理解すると、読み合いが発生して、本当の面白さがあらわれてくる気がします。ここら辺も格闘ゲームに似てますね。

　ウォッチタワーはあまりクイーンズブレイドの特殊な設定に依った部分もないので、普通にファンタジー・ポルノとして読んで貰ってもいいのですが、やはり美闘士達のキャラクターを知っているか知っていないかで大分楽しみが変わると思います。是非原作のレイナ、トモエ、ノワの美麗なビジュアルも知って貰って、こんなエロ可愛い娘がこんなエロい目に、というのを楽しんで貰いたいです。

　そんな訳で、まずいないとは思いますが、クイーンズブレイドを知らない人のためにちょっとした紹介でした。もし興味を持たれた方がいましたら、ググって公式サイトなどごらんになって下さい。次回はお勧めの関連商品の紹介をする予定です。

せっかくですのでウォッチタワー出演の美闘士達の艶姿をグーグル先生に教えて貰いましょう。
レイナ　　　　　　　トモエ　　　　　　　　ノワ

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