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カッコウの官能小説劇場

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第三章 第六節

「ああ、レイナお姉ちゃん。やっと……やっと捕まえた。これでもう、お姉ちゃんはエリナのものだね」
 エリナが緊縛されたレイナを抱き起こした。上下を縛られ突き出された乳房をやわやわと揉みながら、うっとりとした顔で頬をすり寄せてくる。
「や、やめなさい! もう勝負はついたでしょう。離して!」
 レイナは眉根を寄せた顔を背けて怒鳴る。しかしエリナは聞く耳を持たずに、震えるレイナの乳首に、同じ薄桃色の自分の乳首を擦りつける。
「はあん……」
 甘い溜息をこぼしながら濡れ光る唇を、レイナの唇に重ね合わせると、暖かく湿った舌を差し入れてきた。
「んんっ! んちゅっ、むうぅーー、あんん」
 レイナは驚きに目を丸く見開いて為すがままになってしまう。その瞳を、自分と似たサファイアのような青い瞳が興奮も露わに見つめ返してくる。レイナは実の妹と濃厚に舌を絡み合わせる衝撃に、思わず偽物だということも忘れてしまう。
「んぁっ、ぷはぁ、な、何するの! やめなさいエリナ! きゃふぅ」
 気がつくと、後ろからクローデットが、レイナの白桃のような尻を撫で回していた。
「レイナ、私はお前に姉として罰を与えなければならん」
「なっ、クローデットお姉様!?、あんっ、やめてぇ」
 妾腹の長姉という立場からか、常に堅い枠に自分をはめ込むようだった姉が、自分の尻たぶを甘く愛撫するのを感じて、レイナはいっそう混乱する。
 その隙に上半身を強く押さえられて下げられ、尻を後ろに向かって思い切り突き出す姿勢をとらされる。深い切れ込みの入る美しい球形が上空に向けて柔らかく震える。
「ああっ、いやっ」
 恥じらうレイナの上半身を、身を低くしたエリナが肩と肩を合わせて支える。そして乳首をいじったり耳を舐めたりして、レイナの肉体に甘い電流を走らせてきた。
「お姉ちゃん、可哀そう。痛いのはすぐ終わるから我慢してね。その間エリナが慰めてあげる」
「な、何を・・・・・・」
 パアーーン
 レイナが疑問を感じた瞬間、闘技場に音が響き、衝撃に半瞬遅れて熱い痛みが尻肉からやってくる。
「あうっ」
 思わず首を反らして情けない声を上げてから、レイナはクローデットに尻を叩かれたのだと理解する。
 パァン、パァン、パァン
 容赦ない打擲の音が響き、レイナは体を走る衝撃に下向きに紡錘形になった乳房を揺らして、悲鳴を上げた。
 クローデットの力強い平手打ちは、脂肪のたっぷり乗った尻にさえ強い痛みを与えた。それ以上に公開の場において、無力な子供のように尻を叩かれるという恥辱がレイナの精神を責める。
「あつっ、くうっ、や、止めて、こんなこと、あくぅっ」
「お前はっ、誰よりも恵まれた地位にいたのだ。多くの人間の血と汗で支えられてなっ。それを自分勝手な望みのために捨てて逃げた。家臣も、領民も、家族さえもっ! 皆を裏切ったのだ」
 クローデットは怒りのにじむ声でレイナを責めながら、なおも容赦なく美尻を打ち鳴らす。痛みと屈辱の涙が真っ赤になった頬を伝い、それをエリナは舌を出して舐めとった。エリナのほっそりとした手が、レイナの白い肌を這い回っては、痛みを中和するように愛撫する。
 レイナは連続する痛みの中で、妙な快美感が混じってそれが下腹部にたまるのを微かに感じていた。
「くぁっ、ごめんなさい。はんっ、も、もう許して、お姉様ぁ」
 ついにレイナは痛みと恥辱で、頭に血が上り、何も考えられないまま、許しを請うた。
 それを聞いたクローデットは、最後に尻からひときわ大きい響かせて叩いた。

 レイナはうつぶせに寝かされると、尻からの熱さを感じながらすすり泣いた。
「レイナお姉ちゃん、こんなにお尻が真っ赤になっちゃって可哀相……なのに綺麗で美味しそうなお尻」
 レイナの白くきめの細かい肌の中で、張り出した尻が赤く腫れてより一層目立つ。エリナはそこに五指を走らせて、優しく撫で回す。
「あっ、ああっ、止めて、はうぅん、触らないでぇ」
 じんじんと痛みを訴える尻肉を触られると、うずくような刺激が走り背中が敏感に反応してしまう。エリナは構わずに尻に顔を近づけると、頬ずりをしたり、吸い付いたり、舐め上げたりと、姉の柔尻を堪能する。
「あらあ、お姉ちゃん、おつゆがこんなにびっしょり。もしかして、叩かれてる時から感じちゃったの?」
 太ももまでも透明な粘液が垂れているのを見つけて、エリナが嬉しそうに言う。
「い、いやっ、違うの、これは」
「まったく、罰を与えたというのに、それで喜んでいるのではどうしようもない。本当に度し難い変態に堕ちたものだな、レイナ」
「ああぅっ、そ、そんなことありません。はぁん、だめぇ」
 本物ではないと分かっていても、レイナは姉妹に自分の肉体が淫らに欲情していることを知られたようで、消え入りたいほどの羞恥を感じる。

 エリナは上半身は拘束したまま、足を縛っていたワイヤーを解いた。クローデットが強い力で片足を垂直にあげさせ、恥辱の泉を大きく開く。
「いやぁっ、こんな格好、させないで!」
 後ろを向いて懇願するレイナの目に映ったのは、頬を上気させて瞳に欲情のぬめりを浮かばせたクローデットだった。いつも謹厳な表情を崩さないクローデットの淫らな顔にレイナは慄然とする。
「レイナ、どうやら淫乱なお前には先程の罰では足りぬようだ。もっと別の罰をくれてやらねばな」
 クローデットは唯一身にまとっているパンツに手をかけ、一気に引き下ろした。
 その行為以上にレイナを驚かせたのは、厚手の布が取り払われた後から、ぶるん、と長大な肉棒があらわれた事だった。
 それはクローデットに相応しく、逞しい太さで、へそを叩かんばかりに屹立している。
「ひいっ」
 真面目だが優しく頼りになる姉の股間からおぞましい男根が生えているのを見て、レイナは驚愕して目をそらす。
 しかしそちらでも、エリナがしなやかに長く、傘の張った陰茎を放り出しているところで、レイナの驚きは収まらない。
「ふふっ、どう? エリナのおちんちん。レイナお姉ちゃんを犯してつながるために生えてきた、お姉ちゃん専用のおちんちんだよ」
 人形のような美少女が、胸のふくらみをいじりながら、股間から生えた陰茎をしごき立てる。先端の先走り液をレイナの柔らかい頬に擦りつけては淫らな表情で喘ぐ。妹のあまりに淫猥な姿を見せつけられ、レイナは現実に起きていることとは思えなかった。

 クローデットはレイナの片足を豊満な胸に挟むように抱くと、その亀頭を濡れてほころぶピンクの肉花びらの合間に擦りつけた。
「ひやあっ、だ、だめっ。それだけは……それだけは許して!」
 レイナは実の姉に犯されるという信じがたい悪夢に慄然とした。例え偽物であっても、見分けが付かない程そっくりである以上、それは実の姉と交わることと変わりがない。
 それでもし女の快感に溺れてしまったら、あまりに人倫にもとる罪ではないか。レイナは力を振り絞って縛られた体をよじり、逃れようとする。
「そんなこと言っちゃってぇ、本当は興奮してるんじゃないのお。乳首はたってるし、とろとろにおつゆ漏れてるじゃない。エリナちょっと妬けちゃうなあ」
 前後から体を押さえつけられては、縛られているレイナに逃れる術はない。

 既に巨根は愛液がまぶされ根本までてかっている。クローデットは我慢の限界を伝える興奮した目で、怯えるレイナの瞳を見つめている。ついに、亀頭の位置をレイナの淫穴に定めると、豊かな尻をすぼめて力強く腰を前に押し出した。
「あぅああーーーっ」
 太い肉杭が、レイナの体を押し貫く。その衝撃に口が丸く開き悲鳴が飛び出る。巨根はずぶずぶと侵入して、子宮口を押し上げて止まる。
「くふぅ。レイナ、最後まで入ったぞ。ふふ、嫡子のお前が、妾腹の姉に犯される気分はどうだ?」
「はんんぅ、お、お姉様っ、い、いやっ、こんなの嘘っ……抜いて、抜いてぇ!」
 レイナは現実を拒絶するように激しく首を横に振る。しかし、女門を限界まで押し広げる下腹部の圧迫感からは逃れられない。尊敬する姉との近親相姦の罪を犯す罪悪感におののきながら、肉体の快楽はむしろいや増すようだった。
 クローデットはレイナの内部の柔らかさを確かめるように、小さく腰を動かして、先端で最奥部をノックする。
「あんっ、ああん、ああっ、だめぇ、はああっ」
「はおぅ、ふぅ、凄いな。襞が棒にうねるように絡みつく……。こんなにいやらしいまんこをしているから、我慢できずに城を飛び出したのか?」
 真面目な姉の口から出たとは信じられない淫らな言葉が、自分の性器を揶揄しているのだと気づくと、レイナは一層深い恥辱を感じる。それでも、段々と深くなるストロークで内部をえぐられると、あられもない声が漏れ出るのを止められなかった。
「はぅう、はあん、あうぅ、そんなにされたら、ふぁぁっ、感じ過ぎちゃう、あっ」
「エッチな声上げちゃって。すぐに気持ち良くなっちゃうのね。うふっ、みんな見てるよ。お姉ちゃんのまんこが姉上のでかちんぽをくわえ込んで。ヌポヌポ出し入れされているところ」
「いやぁっ、あああっ、見ないでぇ、ああん、あんっ」
 横向けになって、L字に足を開いて犯されていると結合部が正面に向かって丸見えだった。塔の主とその横のトモエとノワにも、余すところなく自分の淫らさの源泉を見られている。姉と交わり、獣の様によがっている自分を見られていると思うと、取り返しの付かない黒い絶望感が胸に拡がる。
(ああ、なんてこと……、クローデットお姉様とセックスして、こんなに感じてる。もうわたし獣以下に堕ちてしまった)
 クローデットは腰を複雑にくねらせては、レイナの内部の急所を巧みに擦って甘い電流を走らせる。いつの間にか姉妹はいやらしい喘ぎ声を唱和させていた。

「もう、こんないやらしいところ見せられたら、エリナ我慢できない」
 そう言うとエリナはレイナの顔をつかみ、先走り液のこぼれる肉棒を、開きっぱなしのレイナの口に差し入れる。
「ああっ、ああっ、はあぁん、はぐっ、あぐぅ、んむむ……」
 よがり声の漏れる口を肉棒で塞がれ、レイナは切ない鼻息を漏らす。興奮しきった妹は可憐な尻を振って姉の口を陵辱する。
「ああっ、お姉ちゃんのお口あったかい……。お願い、エリナのおちんちん、舐めて、しゃぶってぇ」
 突き上げるような快感の波にもまれるレイナは、口の中でエリナの穂先に舌を絡める。もはや、言われるままになっているのか、抵抗して押し出そうとしているのか、レイナは自分でも分からない。
 ただ分かっているのは、今自分が姉妹のあり得ざる男性器を前後に二本受け入れて、とてつもない快楽に犯されていることだけだった。

「はあっ、くぅっ、も、もうだめだ。イクっ……。レイナ、お前の中にたっぷり注ぎ込んでやるぞ」
 クローデットが悩ましい表情で苦しげに叫ぶ。腰使いが前後に激しくなり巨乳が上下に跳ねる。
「ああん私も、もうだめっ。お姉ちゃんエリナの精液、飲んでぇ」
「んむーーっ、んんっ、んんっ、んんぅ、んぁっ」
 レイナも既に限界だった。力強く打ち込まれる巨肉棒に、柔らかい女洞をえぐられて快感が急上昇している。
「ううぁっ、出るっ、うぉぉぉぉーーーーーーーーっ」
 吠え声を上げながら、クローデットが深々と腰をレイナに押しつける。奥まで刺さった肉棒が硬く膨らむと、はじけるように脈動した。
 ドクッ、ドクッ
 精液が放出されるのを感じながら、膣がそれを吸い込むように蠢いて、男根を締め付ける。クローデットは顔を上げてよだれを垂らしながらその快美感に酔う。
「うむっ、ぷはぁ、うぁ、んあああああっーーーーー」
 同時にレイナはエリナの男根を口から吐き出し、激しいよがり声を漏らす。精液を子宮で受けながらの絶頂はレイナの視界を真っ白にして、甘く痺れた体を吹き飛ばすようだった。
「うぁぁっ、お姉ちゃん、出るぅ、はああぁぁんっ」
 吐き出されると同時にエリナの亀頭からも白い樹液が飛び出し、レイナの口の中や顔にべっとりと張り付いて汚していった。
 ヴァンス家の三姉妹は恍惚とした顔で、それぞれのいやらしい絶頂の叫びを響かせるのだった。

 紅潮した頬に汗を流すクローデットが、荒い息を弾ませながら少し萎んだものを引き抜くと、完全に閉じない肉洞の口から、どろりと白濁液が垂れた。
「うっ、ううっ、酷い……」
 息を整えているうちに、禁断の行為で絶頂まで導かれたことを改めて自覚したレイナが、切なく嗚咽する。
「少しはこたえたようだな、レイナ。お前は身も心も変態になったことがわかったか」
「お姉ちゃんったら、あんなに激しくイッちゃって。本当は昔から姉上とあんなことがしたかったんじゃないの。エリナの方が、ずっとずっとお姉ちゃんとしたかったのに」
 エリナが嫉妬に口を尖らせて言う。
「ふっ、まあそう言うな。お前だって口に咥えさせてたではないか」
「ねえ姉上、一回目は譲ってあげたんですから、エリナのこれを元気にして下さいな」
「しょうがないな、可愛いエリナのものだからな」
 クローデットは仁王立ちのエリナの前に跪くと、垂れ下がる肉棒を舐めしゃぶると、口の中に飲み込み吸い込むように口を動かす。
「くちゅっ、んんっ、んふぅ」
「あん、姉上、そうです。ああん、お上手です」

「あ、あなたたち、なにをしているのっ! やめて、お姉様とエリナの顔でそんなことしないでっ」
 レイナは目の前で、姉妹同士で淫猥な行為にふけるのがショックで思わず叫ぶ。
 クローデットは今や妹の陰茎に口のみならず巨乳まで使って奉仕している。普段からは考えられない艶っぽい目つきで、茎を乳房で挟んで揉みしだき先端を舐めていた。
「あら、さっきまでお姉ちゃんも舐めてくれてたじゃない。うふっ、もういいですわ姉上、レイナお姉ちゃんを待たせてしまいますから」
 エリナは再び屹立した男根をレイナの眼前に見せびらかす。その下の肉裂は充血してふくらみ、ぬめる液体が太ももを濡らしていた。
「ま、まさかあなたまで……」
「もちろんよ、ああこうなるのをどんなに夢見たことかしら……わかるでしょ、レイナお姉ちゃん。」
「いやあっ、止めなさいっ、お願いよ、エリナ!」

 懇願するレイナに構わず、エリナはレイナの白い体をなでさすりながら、うつぶせにして腰を引き上げる。上半身を縛られたままのレイナは、胸のふくらみを床に潰され、豊かな丸尻を高々と上げさせられる。
「ああっ」
「うふふ、お姉ちゃん。エリナねえ本当はお姉ちゃんの初めてが欲しかったの。でも、ここはもう魔物にやられちゃったじゃない」
 エリナは自分の陰茎をレイナの秘裂に擦りつけて、レイナの愛液とクローデットの精液をまぶしていく。そして、まだ赤い尻たぶを両手でつかむと、ぐっと開いた。
「いやっ、だめっ」
 排泄のための最も秘すべき穴を晒され、レイナは羞恥に悶えると同時に、本能的に戦慄した。
「レイナお姉ちゃんたら、お尻の穴までこんなに綺麗。濃いピンク色でひくひくしてる。ここから汚いウンチが出るなんて信じられないくらい」
「や、止めなさい! そんなところ見ないでっ」
 エリナは指で自分の愛液をすくい取ると、それをすぼまりに塗り込めていく。レイナは穴の中にぬめる指を入れられ、妖しい感覚に悲鳴を上げた。
「うふふふ、ここはまだ誰も入れたことのない場所なんだよね。お姉ちゃんの初めて、エリナにちょうだいね」
 エリナは興奮した表情で、赤く張り詰めた亀頭をレイナの肛門に押し当てる。
「だめぇーーーーっ、お、お願い、そんなことしないでっ」
 お尻の穴に何かを入れられるという行為だけでも、信じ難い汚らわしさを感じる。それが妹そっくり偽物から生えた男根である。レイナは耐え難いおぞましさに何も考えられずに、肛門に力を入れて必死で抵抗した。一方、嬲るように門を押し開こうとする亀頭に、奇妙な快美感を感じながら、一層惑乱して、艶めかしい喘ぎ声を漏らしてしまう。
「お姉ちゃん、力を抜いて。切れちゃうよ」
「いやっ、そんなところに入らないわ。もうこんな汚いことはやめて!」
「しょうがないなあ、姉上、ちょっと手伝って下さいな」
 エリナは先端をレイナの尻穴に当てながら、レイナの上体を後ろから起こした。
「むりやり、突っ込んでしまえばいいのに、エリナは優しいな」
 そう言うとクローデットはレイナの濡れそぼる股間に手をやり、震える乳首を優しくくわえた。
「ああっ、やめてお姉様。はあっ、はん、あぅん」
 意外にも優しい愛撫だった。秘裂の内部に指を二本入れられ親指で顔を出した肉真珠をこねられる。レイナは甘い刺激に体が包まれ、たまらず力が抜けてしまう。
「レイナお姉ちゃんたらちょっと触られただけで、すぐ感じちゃうのね。ふふ、こんないやらしい体じゃ、抵抗なんで無意味よ」
 エリナは、尻たぶをぐっと開く。体重ごと腰に力を入れると、括約筋の抵抗を失ったすぼまりの中に亀頭がゆっくりと埋め込まれていった。
「あうっ、ああああっ、ほうっ、ほぉおおぅ」
 秘門が押し広げられ侵入される。レイナは痛みと強烈な違和感の交じった未体験の感覚に背骨を貫かれた。よだれとともに奇妙な声が漏れている事すら気づかなかった。
「くぅっ、きつい……、ふぅ、全部入ったわ」
 腰をレイナの豊尻に密着させるほど根本まで差し込むと、レイナの腕を縛っていたワイヤーを解く。四つん這いになったレイナの体を後ろから抱きしめるようにのしかかった。
「はぐぅ、うぁっ、抜いて、抜いてぇ」
 直腸に肉棒を打ち込まれる圧迫感にレイナは脂汗を流し、涙目で後ろを向いて懇願する。しかし、エリナはレイナの唇を唇で塞ぐと舌を差し入れ姉の唾液を貪った。
「あん、くちゅ、んん。はふぅ、ああ、今お姉ちゃんと重なって、繋がってるぅ。お姉ちゃんもエリナを感じてぇ」
 エリナが獣の様に、丸い尻を前後に動かす。粘液でぬめっていた肉茎は肛門に喰い締められながらも、滑らかに出入りする。
 無理矢理排便するような、あるいは便が逆流するような感覚が交互に襲いかかってくる。誰よりも近しい妹に肛門を犯される未知の性感に、レイナは翻弄され、涕泣するしかなかった。
「はあっ、あああっ、あひぃ、ふわぁっ、うあぁん」
「あうぅ、お姉ちゃんのエッチな声。エリナのおちんちんで感じてるのね。はぁっ、初めてのお尻の穴で感じてくれて、嬉しいよ、レイナお姉ちゃん」

「レ、レイナ、私のも咥えろ」
 爛れきった姉妹の恥態に、上擦った声で長姉も参加してくる。膝立ちになって、膨らみきった巨根をレイナの眼前にそそり立たせる。しかし、それに舌を伸ばしたのは末妹の美少女だった。
「はん、ちゅっ、んむっ、姉上、どうせなら二人で慰めてあげますわ。お姉ちゃん、姉上の女の方をお願いね」
「ああっ、そうか。嬉しいぞエリナ、さあレイナ……」
 クローデットは、後ろに手をつくと、はしたなくも股間を前につきだし、その猛々しく充血した肉の裂け目をレイナの口の押しつける。
 レイナは言われるがままに舌を出し、女肉を舐め、吸い付き、穴にまで差し込んだ。
「はぁっ、あふっ、ああっ、ふ、二人とも、あん、いい……ああん、はうぅん」
 クローデットは意外にも女らしい甘いよがり泣きを上げた。レイナは妹に肛門を貫かれながら、姉を舌で泣かせる自分に恍惚とした満足を感じていた。

 しばらくして、エリナがクローデットの亀頭から口を離し、腰の動きも止めて休んだ。レイナは終わりの見えない肛門性感が止んで、ほっとしながらも不満げに尻を振ってしまうのを止められない。
「はふぅ、どうしたエリナ」
「ねえ姉上、わたしも女の方が淋しくなってしまいました。どうかその大きなおちんちんでエリナのおまんこを貫いて下さいな」
 美少女が口にしたとは信じられない淫らな言葉が、形の良い唇から漏れる。同時にエリナは腰をくねらせ、可憐な姿で淫らに濡れ開く淫肉を後ろに見せびらかす。
「そ、そうか、仕方ないな。よし、任せろ」
 クローデットは嬉しそうにエリナの後ろに回るった。愛おしそうに尻を撫で回し、狙いを定めて逞しい陰茎を妹の秘裂に沈み込ませる。可憐な陰唇は淫らに拡がってそれを受け入れた。

「「「ああんっ」」」」
 三人の声が偶然にも唱和する。後ろから突き刺されたエリナの男根が、レイナにも深く突き刺さる。
 思わず首を反らしたレイナは、自分達三姉妹が淫らに折り重なっている姿が上空に映し出されているのを見た。
(ああ、なんてことなの……なんて淫らな……)
 再び湧き起こる肛門の快楽にすすり泣きながら、レイナの心は慚愧と快楽に千々に乱れていった。

 クローデットは尻肉を揺らしながら、力強く腰を前後させる。下腹部がエリナの形の良い尻に当たってリズムを刻んだ。
「ああっ、ああっ、すごおい、姉上のおちんちんに犯されながら、レイナお姉ちゃんを犯しているなんてっ、あはぁっ、あんっ、気持ちいいっ」
 エリナが興奮も最高潮という風に、上擦った喘ぎ声を上げる。
「くぁん、エリナのおまんこ、気持ちいいぞ。レイナにも負けてない、ああっ、柔らかくて締まる……」
「はふぅ、はぅあっ、はあぁん、はぁっ、ああああんっ」
 レイナはエリナの腰の動きとともに、クローデットの抽挿の衝撃もエリナの体を通して感じていた。複雑な快感が直腸と肛門から生まれて、背骨を通って体を痺れさせる。まるで姉妹二人ともに犯されているような気分になる。
 さらにエリナの指が空しく愛液を吐き出す穴に差し込まれ、激しくかき回しはじめた。乳首をいじめられ、背中を舐められ、レイナは快楽の絶頂に押し上げられていった。

「ほぁっ、だめっ、もういっちゃう。エリナ、お姉様、わたしもういってしまいますっ」
 三姉妹のよがり声が、高く激しくなる中で、レイナがよがり泣きないて言う。
「わ、わたしも、あぅうん、おちんちんとおまんこ両方されて、もう限界ぃ」
「ああ、はぁん、三人でいこう、あはぁっ、一緒に……」

「ああっ、ふぁんっ、ああん、ほぁっ、ふぉおおおおおっーーーーーー」
 最初に絶頂のよがり声を上げたのはレイナだった。思い切り引かれたエリナの亀頭の傘が直腸から肛門までをえぐる。駆け上がる快美感に貫かれて、恍惚の表情で思い切り背を反らした。
「くぁっ、ふぁっ、はああああーーーんっ」
 それが合図になったかのようにエリナは、精液をレイナの直腸に放出する。同時にその膣口を思い切り締め上げた。
「はあっ、ああん、あぅぁ、ああーーっ、ああああーーーーっ」
 クローデットも同時にエリナの奥深くまで肉棒を差し込み、奥に向かって放出した。

 三姉妹の獣の様な声が響き、三人は折り重なるように倒れ、荒い息を吐きながら体を痙攣させていた。

 レイナは、腕に頭を乗せたうつぶせのまま、目覚めた。絶頂と同時にに気を失ってしまったらしい。尻穴に生々しい痛みが残っている事から、それほど時間たってはいないと感じる。
(わたし、お尻の穴まで弄ばれて……感じてしまった。しかも妹のエリナに……。ああ、いっそ死んでしまいたい)
 先程の三姉妹での性の饗宴を思い出し、レイナの心が暗く曇る。思わず涙が溢れ嗚咽が漏れてしまう。

「あらあ、レイナお姉ちゃん起きたのね。残念だったわね、あなた達」
 エリナの声に、レイナが顔を上げる。目に入ったのはトモエがクローデットの、ノワがエリナの、それぞれの男根を口に頬張って奉仕している姿だった。
 ノワのペナルティでレイナとトモエがそうだったように、柱に後ろ手で縛られている。艶っぽく紅潮した顔で跪き、屈辱に耐えて必死で舌と口を動かして女の男根に快感を与えていた。
「トモエ、ノワ、どうして!」
「ちんぽをしゃぶりたいと必死で懇願したのだ。乳首など立たせて全く淫乱な者どもだ。城を出て下劣な者と付き合うから、お前もこんな変態になるのだぞ」
「ふん、こんなちんちくりんのハーフエルフのくせに、お姉ちゃんの体を楽しんだなんて許せないわ」
 エリナがノワの可憐な乳首をひねるようにつまむと、ノワは顔をしかめて涙を流す。
「やめて、その二人には酷いことをしないで! あなた達はわたしが目的でしょう」
「うふふ、もっちろん。こんな下賎の者の口でイッたりするもんですか。エリナの精液は全部、お姉ちゃんの中に出してあげるからね」
 エリナとクローデットは美闘士たちの口から陰茎を引き抜くと、唾液で濡れて屹立するいやらしいレイナに肉棒を見せびらかした。
 陵辱劇がまだ終わっていないことを知り、レイナはおののいた。

「ごめんねレイナ。楽にしてあげたかったのに……」
 ノワが潤んだ瞳でレイナを見つめて謝る。
「いいのよ、ノワ……」
 この淫乱地獄の中で、仲間の我が身を犠牲にした気遣いが涙がにじむほど嬉しかった。
「レイナさん、どうか自分をしっかり持って下さい。塔の主の思惑に負けないで……」
 巨乳を剥き出しにされたトモエが、苦しげな表情でレイナを励ます。

「ふんだ、こんな女より、私達実の姉妹の方がよっぽどレイナお姉ちゃんを気持ち良くさせてあげられるんだから。よーく間近でみてなさいよ」
「レイナ、お前の体を私達のちんぽ無しではいられないようにしてやる。それが唯一お前の幸せだ」
 レイナは抵抗しようとするが、二度も犯されたばかりの体はうまく動かず、素早く動いた二人に前後から挟まれ、捕まってしまう。
「ああっ、いやあっ」
 クローデットに後ろから太ももを抱え上げられ、まるで幼児がおしっこをするような格好にされた。両手はエリナに掴まれて、羞恥の肉裂が桃色に開くのを隠すことすらできない。
「ふふっ、お姉ちゃんったら、かーわいい」
 エリナはそういうと、レイナに密着する。唇を合わせて吸い、揺れる乳首同士をねぶり合わせ、陰茎をレイナの股間に擦りつける。
「ああっ、はあん、あん、やめて、こんなの……」
「だーめ、やっとお姉ちゃんの一番いやらしいところ、おまんこに入れられるんだから。お姉ちゃん、エリナのおちんちんでたっぷり感じてね」
「やぁん、はぁっ、あっ、あああっーー」
 エリナは淫らに腰をくねらせ位置を調整すると、易々とレイナの女洞に淫棒を埋め込んだ。レイナは傘が肉壁をえぐるのを感じながら、女として最も守るべき部分を好きなように蹂躙される悲しさを噛みしめた。
「ああん、これがお姉ちゃんのおまんこなのね。お尻よりも柔らかく包み込んでとろけちゃいそう」
 エリナがうっとりと呟く。奥まで差し入れて股間を密着させて、なおぐりぐりとおしつける。レイナは敏感な陰核を潰されながら亀頭で子宮口を刺激されて、はしたなくも高いよがり声を上げてしまう。

「それでは、私も入れるぞ。もう一つの穴にな」
 後から耳元でささやかれて、レイナは驚く。
「そ、そんなあ、ああっ、まさか……。いやあっ、壊れちゃう、はあぅ」
「先程エリナが拡げられただろう、大丈夫だ」
 性器と同時に肛門まで犯される、しかもクローデットの巨根に。恐怖したレイナは逃れようとしたが、結果的には艶めかしく体をくねらせただけだった。
 こんな自分が観客や、友人の目にどう映るのか。抵抗するそぶりをするだけで、本当は犯されて淫らによがることを望んでいるように見えるのでは。
 そんな自意識を嘲笑うかのように後ろの排泄口も、ゆっくりと着実に巨肉棒を受け入れていく。
「あぉっ、ほぁぁぁぁあっーーーーー」
 
「くぅっ、きつい。やはり後ろの方は締まるな」
「あんっ、姉上のおちんちんが当たってるのを感じるわ、ほら」
 レイナの内部で、直腸と膣の間の薄い肉壁を挟んでエリナとクローデットの肉棒が互いを擦りつけ合う。
「ほぁっ、くうぅっ、かはっ、はぅぅぅん」
 レイナは二本の肉棒で胎内を圧迫されて、苦しげな息を吐く。
「ふふっ、そうだなレイナの中でエリナのちんぽを感じるぞ。どうだ、レイナ二本のちんぽを前と後ろで咥え込んだ感想は」
「あふぁ、はぁん、抜いてぇ、こんなの異常よぉ……」
 エリナとクローデットが小さく腰を動かす度に、胎内から二種類の快感が湧き起こって体中に拡がって混ざる。レイナは弱々しく上体を揺らして喘ぎ声を上げるしかない。
「ふぅっ、いやらしい声を出しおって、こういう異常なのが良いのだろう、変態め、それそれっ」
「あぅあっ、いやぁっ、はあん、変態なんかじゃ、あはぁ」
「うふぅ、こんなによがりながらじゃ説得力ないよ、お姉ちゃん。それより見てあの二人、私達を見ながら欲情してるわ、いやあねえ」
 エリナに言われて見ると、トモエとノワは恥ずかしそうにうつむく。乳首は屹立して恥ずかしそうに震え、股間から垂れた蜜が粗相をしたかのように地面に溜っていた。
(ああ、二人とも見ないでぇ。こんな汚らわしいわたしを、恥ずかしいっ)
 レイナは羞恥にすすり泣く。姉妹に犯されてよがっている自分を見られるのは耐え難かい。一方、それに二人が欲情しているのを知って、胸がきゅんとする感じも覚えるのだった。

「どう、お姉ちゃん、あんな馬鹿みたいなのより、私達のおちんちんの方がずっと良いでしょ。指と舌だけじゃ、もう満足できないよね」
「はぅぅ、そ、そんなことないっ、ああん、トモエとノワに触られた時の方が、よっぽど気持ちいいんだからっ。ほぁぁっ」
 肉体的な快感だけならば今の方が強烈である。しかし仲間と情欲を慰め合った時は、包まれるような安心感と幸福感があった。理性をとろかせながらも、レイナはそのことは忘れなかった。
 それを聞いたエリナの瞳に、酷薄なな光が宿った。
「……ふぅん、そうなんだ。姉上、レイナお姉ちゃんはこんなんじゃ足りないらしいですから、もっともっと頑張らないと」
「そうか、はくぅ、全く欲深いな、レイナは」
 エリナとクローデットの腰の動きが、より激しく速くなる。リズミカルに動きを合わせては、レイナの急所を刺激した。体の隅々まで走る暴力的な快感にレイナは惑乱する。
「はぐぁっー、ああーーっ、あぅぁっ、そんな、もうこれ以上、はわぁっ、だめぇ」
「ああっ、はあっ、お姉ちゃんの、その顔素敵、たまんないわぁ」
 口を開けて舌を突き出したレイナに、エリナも舌を出して絡める。さらに後ろからクローデットも顔を寄せて、舌を伸ばす。三姉妹は互いの舌を味わい唾液を交換しては音を立ててすすった。
「はぅわぁぁ、もうだめぇ、溶けちゃう、溶けちゃうよぉ」
 前後から姉と妹の肌に密着され、レイナの体は燃えるように熱い。そこに二つの肉棒から快感を断続的に打ち込まれる。レイナの惑乱しきった声が、この上なく淫らに響きわたる。
「ああっ、そうだ、レイナ、溶けてしまえ。姉妹なんだから溶け合えばいい……」
 クローデットも淫らに上擦った声で、意味の通らない言葉を発する。
 エリナとクローデットはいつの間にか手を互いの尻に回し、後ろから淫裂をかき回していた。
「ああっ、お姉ちゃん、姉上! 来る、大きいのが来ちゃうぅ」
「ぁうあっ、だめっ、あはぁん、怖いっ、こんなの怖いよぉ! んはあぁっ」

 叫んだ瞬間、レイナの体で快感が爆発した。目の前が闇に閉ざされ、火花のような光が瞬く。体中に拡がる快感が、体を宙に吹き上げる感じがした。
「「「んあああああーーーーーーっ」」」
 レイナは絶頂の中、二つの肉棒が激しく脈動して、胎内へ射精するのを感じていた。
 そして、自分の上げる絶頂の吠え声が姉妹のと重なるのを聞きながら、ゆっくりと意識が闇の中へ落ちていった。

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