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カッコウの官能小説劇場

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第一章 第五節

 次の部屋の構成も基本的には同じであった。
 ただ大きく違うのは鏡の向かいの、塔の外側にあたる壁の中央あたりに穴が空いており、そこから水が流れ出ていることである。水は一度石で囲まれた水場に溜まってから壁際の口から溢れ、床にある排水溝から外へ流れ出していた。
 そして部屋の中央の床には大きな透明の瓶が置いてあった。その瓶の口は上向きにあるのではなく、上部の側面に三つの口がそれぞれ別の方向を向いて開いている。そしてその瓶の底から円筒型のゲルキャンディが中に鍵を封じて立っていた。
 そしてそのそばには、琥珀色の液体が入った小瓶が十個並んでいるのだった。

「これは一体どうしろっていうのかしらね」
 今までのは少なくともゲルキャンディがむき出しになっていた。ところが今度のは瓶に覆われていて触ることすらできない。

 三つ開いた口の一つから手を入れられるか試してみたが、一番小さなノワの手でも無理だった。
「割って中から取り出せればいいんだけど」
 そう言ってレイナは試しにその瓶を床に思い切り叩きつけてみる。しかし、それは大きな音を立てて転がるだけで傷一つ付かなかった。
「やっぱりね。あいつがこんな簡単に済ませるわけないか……」
「触らずにこの中のものを温める方法を考えなければならないのですね」
 かすかに三人の間にほっとしたような空気が流れた。触れないという事は肉体を使って温めるのではないらしい。ということは今までのようにいやらしい事をやらされる心配は無いように思える。

 しかし三人は考え込んでしまった、今までやってきた方法とは全く別の方法で温めなければならない。

「何か、この部屋にあるものがヒントになっているのかも」
「水……そうだこの中にお湯にして注げばいいんだよ」
「それは先程も考えましたけれど、どうやってお湯を沸かしましょう」
「この瓶に水を入れてそのまま火にかけちゃえばいいんじゃない。そうだ、前の部屋の椅子!あれを壊して薪にしよう」
 ノワが思いつきを早速実行しようと前の部屋への扉を開けようとする。しかし扉は開かなかった。
「そんな~、前の部屋にも戻れないなんて」

「どうやらこの部屋だけでなんとかしろってことらしいわね。
 だとすると……もう一つあるわね、あの小瓶が」
 そう言ってレイナは小瓶の一つを手に取った。眺めてみると、大陸で普通に売っている薬の瓶に似ている。子供の頃風邪を引いた時に飲まされた苦い薬を思い出した。
「なんだか薬みたい」
 レイナはコルクの栓を引き抜いて臭いをかいでみる。やはりハーブのような薬の臭いがした。
「やっぱり、どう見ても薬にしか見えないけれど、飲んでみるしかないのかしら」
「それは、危険ではありませんか?そのような得体の知れないものを」
「確かにそうね、一体どんな効果があるかもしれないし。そもそも飲み薬じゃないのかも……」
「もしかしたら、飲んだら体が小っちゃくなっちゃって、それで瓶の中に入れるようになるのかも」
「ま、まさか。いくら魔術師のやることだからって、ねえ……」

 三人は色々知恵を絞ってみるものの、なかなか瓶の中のゲルキャンディを温める方法は思いつかなかった。
『ふふふふ、どうやら困っているようだな』
 天井から塔の主の声が響く。
「また、どこかでこそこそ覗き見していたのね。いい加減こんな下らないゲームはやめて、正々堂々と出てきたらどうなの」
『いやいや、私はこのゲームを大いに楽しんでいるよ。しかし今回のは確かに分かりにくかったようだな。かなり正解に近づいているようだし、ヒントをやろう。その小瓶の薬を飲んでみれば、鍵を取り出す方法はたちまち分かる。なに、害を及ぼすような薬ではない。今までだって君たちに危害を及ぼすようなことはなかったろう。では、私は君たちをずっと見ているぞ』
 
「くっ、なんなのよ、もったいばっかりつけちゃって……」
 悔しそうにレイナが言う。
 初めの魔物との戦闘をのぞけば、確かに特に危険な目にあったわけではない。だからこそ嫌々ながらも塔の主の意図にのってしまい、今まで想像もしたことがなかったような淫らな真似をしてしまっているのだが……。

「しかたないわね。試しにこの薬を飲んでみましょう」
 レイナは小瓶を手に取り、栓を抜いて宣言する。

「待って下さい、レイナさんだけに危険を冒させるわけには」
「大丈夫大丈夫、ちょっと見ててね」
 レイナは止めるいとまも与えず、薬を飲み干した。
(危険だからこそ、まず一人だけが飲んで試さないと。……んんっ、なに!?)

 突然レイナの下腹部に違和感が生まれた。それは慣れているはずのものであったが、あまりにも突然であまりにも強烈だったので、それが何なのかレイナはしばらく分からない程であった。
(こ、これって。う、嘘、やだ、どうしよう。二人から見えないところに行かなきゃ)
「あ、あの、わたし、大変……どうしよう……ちょ、ちょっとあっちの部屋に行くね」
「レイナさん、どうしたのです?」
「レイナ、大丈夫?」
 二人は心配そうに声をかけレイナに近寄る。
 振りほどくようにレイナはよろよろと歩いて前の部屋への扉に手を掛けるが、それは開かない。レイナの顔に絶望が浮かぶ。
(そ、そうだ、わたしたち閉じ込められているんだったわ)
「ど、どうしましょう。どうすればいいの。ああっ、もうダメ」
 うわごとのように言いながら、レイナは本能的に隠れようとしたのか部屋の隅の方へよろめく。堪え忍ぶためにぎゅっと目をつぶってしまったレイナは、知らず鏡の方を向いていた。そこでレイナの足は遂に崩れ落ちた。後ろに両手をつき膝が開かれる。レイナの忍耐もそこまでだった。

 レイナの股間から大きな水音と共に黄金色の液体が放出された。
「いやあああああ。だめ、見ないで、見ないでぇぇぇ」
 レイナは普段の明朗さや強気からは想像もつかないような、か弱い悲鳴を上げた。
 元来は上品な令嬢であるレイナにとって、自分が小水を我慢できずに漏らすなどということは有り得べからざることである。ましてやその姿を人に見られるなどと、到底受け入れられるものではなかった。しかも予想もしない結果に、何の覚悟も心の準備もする暇がなかった。無防備な心にに突然強い羞恥が直撃したのであった。
 戦士として修行の旅に出て培った自信も、貴族の姫君として躾られた誇りも、全て幻のように崩れてしまった。か弱い幼女に戻ったかのような無力感の中、圧倒的な恥辱と圧倒的な解放感を同時に味わい、まるでそれが同じものの両側面であるかのような快美な錯覚を覚えるのであった。
(ああ、なんてことなの……誰か嘘だと言って。これがただの夢であって欲しい。目を開ければお城のベッドにいるのかも……)
 これが本当に現実のことなのか、否定したい心持ちでレイナは思わず両目を開く。すると残酷なことに目の前にあるのは鏡であった。尻餅をついた姿勢で、黒い厚手のパンツをとおってなお放物線を描く程強い勢いで小便をしている自分が映っていた。そして後ろではトモエとノワが驚愕したように目を見開いているのであった。
「いやあ、こんなの嘘よ……ふあぁ」
 あまりの恥ずかしさにレイナは一瞬気が遠くなると、尿道が大量の液体を押し出す肉体の感覚だけが強くなるのだった。
 
 通常よりかなり長い時間の後で小水はだんだん勢いを減らし、最後はびしょ濡れのパンツからしたたり落ちるのみになって止まった。

『おやおや、なんともはしたないな。ヴァンス伯爵家の姫君レイナは、人として一番最初の躾ができていないんじゃないのか。おしっこの我慢もできない娘とは、ヴァンス伯爵も城に閉じ込めておこうとするわけだ』
「あ、あなたの飲ませた薬のせいでしょうっ!恥じるべきなのはレイナさんではなくあなたです!」
 呆然としているレイナの代わりに、後ろのトモエが怒りの声を上げる。
『はっはっは、確かにその通りだ。しかし、ただの利尿剤がここまで効くとはね。やっぱり少々股が緩いんじゃないか』
「あなたという人は……どんな酷いことをしているか分かっているのですか?乙女の尊厳を踏みにじって……」

「レイナ、レイナ、大丈夫?ほら、水があるから、洗おう。全部洗い流せちゃえるからね」
 いたわるようにノワが近づいて、レイナを立たせて水場に連れて行く。汚れた部分に水を掛けていると、なすがままだったレイナが、膝を折って顔を覆うと嗚咽を漏らしだした。
「レイナ、大丈夫だよ。トモエの言うとおりだよ、全部あいつのせいで、レイナが悪いんじゃないんだもん、全然気にすることないよ」
 ノワはレイナの頭を胸に抱いて慰める。
「だから、泣かないでレイナ……ううん、やっぱり泣いてすっきりした方がいいよね。そうすれば、またいつもの強くて優しいレイナに戻れるよ。大丈夫、大丈夫」
 いつのまにかトモエも側に来て、声を上げて泣いているレイナの背中をさすっているのであった。


「ごめんね、みっともないところを見せちゃって」
 少し目を赤くしながら、レイナがかすかに笑って言う。完全に立ち直ったとは言えないが、これ以上優しい仲間に甘えているわけにはいかない。
「いいんですのよ」
「うん、レイナはいつも助けてくれてるもん。お返しだよ」

「それで、どうやって前に進むかを考えないと」
 それはあの忌まわしい薬について考えるということであり、レイナは勇気を振り起こす必要があった。
「塔の主は薬を飲めば分かると言っていたのですよね……」
「あの薬っておしっこが……!まさか……」
 ノワは何かに気付いて、ゲルキャンディの封じられた瓶を手に取った。
「こ、これの中におしっこをして、それで温めろって事なんじゃ……」
 それを聞いた二人は、とっさに声も出なかった。

「そ、そんな……」
 レイナの脳裏に先程の衝撃が蘇る。
「なんという下品な……。このような汚らしい事を考えつく人がいることが信じられません」
『おやおや、酷い言われようだな』
 またもや塔の主の面白がるような声が響く。
「あなたは、悪魔に取り憑かれています!まともな人間がこのようなことを思いつくはずがありません」
『はははははは、わたしが悪魔に取り憑かれているかどうかはともかく、この程度のことを思いつく男はいくらでもいるぞ。うぶな武者巫女様が知らないだけだ』
「嘘です、そんなことはありません」
『本当さ。中には好んで女の小便を飲んだり浴びたりするのが大好きな男もいる』
 トモエはその言葉だけで立ちくらみがして、倒れそうになった。
『最も私にはそんな趣味はないがね。君たちの恥ずかしがる顔が見たいだけさ』
 レイナは先程の恥ずかしいお漏らし姿も彼に見られて楽しまれていたのだと、改めて恥辱と怒りで顔が紅潮するのだった。

「じゃあ、これはノワがやるよ」
 二人の様子を見ていたノワが瓶を抱えたまま薬を三つ取る。
「ノワ、ダメよ。さっきもノワが……」
「そうです、それに一人では」
「大丈夫、大丈夫。ノワ、オシッコするくらい平気だもん。みんなが恥ずかしい思いすることないよ。それに薬をいっぱい飲むし」
 そう言ってノワは鏡のない方の部屋の隅に行き、壁に向き合って瓶を置いた。
 そして、少し緊張した面持ちで薬瓶を口に持って行ったが、振り向いて
「あ、あの、ちょっと耳もふさいでおいて。お願い……。やっぱり聞かれると恥ずかしいから……」
 と顔を赤らめて言うのだった。
 二人は慌ててノワの言うとおりにして後ろを向いた。それを確認したノワはぐいっと薬瓶をあけた。
(ああ、す、凄い、この薬)
 突然わき起こる暴力的な尿意に違和感を覚えながら、ノワはしゃがんで足を思い切り広げると、両手で幼い性器を広げた。そして瓶の口に自らの下の口を近づけると、放尿を開始した。
(ん、んんっ、こんなに出るの初めて……)
 ノワも乙女なので塔の主に見られていると思うと、とても恥ずかった。でも仲間のために我慢すしなければと耐えるのだった。
(レイナはあんなに可哀相な目にあったんだもの。ここはノワが頑張らなきゃ)
 しばらくして出し切った感じがしたところで二本目の薬を飲んだ。またも強烈な尿意が来るのだが、一本目程勢いよく飛び出しては来なかった。時間的にも短く大した量はでなかった。すると、なんだか出し切れてないような妙な欲求不満が残るのであった。
(あ、あれ、やっぱだめなのかな?)
 急いで三本目も飲んでみたが、今度はチョロチョロでるだけで、最早普段以下でしかなかった。無理矢理だそうと顔を赤くしていきんだりしてみたが無駄であった。

「ごめんね二人とも、やっぱり一人じゃダメみたい」
 意気消沈してノワは瓶を持って声をかける。そして量が足りなかったことを示すと、できるだけ急いで排水溝に自分の出した中身を捨てて更に水で中まで洗った。仲間とはいえ自分の出した小水を詳しく見せたくはなかったのだ。

「やはり、この三つの口は三人同時に……しろということなのですね……」
 絶望したかのようにトモエが言う。
 三人で円陣を組んで、一つの目標に向けて放尿する。考えるだけで淫猥さに気が変になりそうだった。
「う、うん」
 レイナも先程の放尿を思い出す。
「でも、このままずっとここに閉じ込められているわけにはいかないわ」
「そうですね……シズカさん……」
 トモエは囚われている親友を思い出し、信じられないほど破廉恥なことをするための勇気を湧き起こす。それに、レイナもノワも自らあの薬を飲んだのだ、武者巫女たる自分だけが臆するわけにはいかない。
 レイナも先程のことを思い出すと、もう一度薬を飲んで放尿するのは心底嫌だった。しかしそれでは、塔の主に負けた気がする。お漏らしをさせられた恥辱はどうしようもない。だがそのことに冷静に対処できずに弱い自分をさらけ出してしまった恥辱は、自ら薬を飲んで放尿することですすげるのではないか、そんな気がした。

「わかりました、かくなる上は覚悟を決めてやりましょう」
「うん、でももうちょっと待ってね。まだ多分出ないから。お水飲むからしばらく待って」
「薬はあと六本あるから二回の猶予があるけど、こんなことできれば一回で済ませたいわね。わたしたちもお水を飲んで、その、……しっかり溜めてからやりましょう」

 三人は水を飲んで瓶を部屋の中央の奥と位置や体勢の確認をしたりした。
 床に置いた瓶の横向きに開いている口はそれほど高い位置ではない。しかも三人で同時に入れるためには、互いの足がぶつかるため、股間をそれほど近づけられない。
 結局しゃがんで上体を後ろに倒し、手をついて股間を前に突き出し、少し離れたところから狙いを付けなければならないだろう。
 年頃の乙女がとるにはあまりにも恥ずかしく淫らな姿勢だが、三人はそれをおたがいに見せ合うことになるのだ。

「それじゃあ、……そろそろいいかしら」
 気まずい待ち時間の後にレイナが言った。平静を装おうとしたが、心なしか声が震えた。
(なんでもないことなのよ。毎日やっているし、誰でもやっていることじゃない)
「はい、頑張りましょう……」
 トモエはそう言うと、しゅるりと紅袴の帯を解いて下に落とした。褌のみに守られたトモエの下半身がはじめてあらわになる。
『ふふふふ、武者巫女様は意外と大胆な下着を着ておられる。綺麗なお尻が丸出しではないか』
「なっ」
 塔の主の声に驚いて、トモエは思わず尻に手を当てて隠す。
『そのように隠さずとも良いではないか。トモエは胸に負けず劣らず尻も立派だのう。まるでむき身の卵のようにつるりとしていて、なで回したらさぞかし気持ちよかろうな。太ももも筋肉の上にむっちりと脂肪が乗って、レイナにも負けていないぞ』
「い、いやらしい事を言うのはおやめなさい!」
 トモエは顔を真っ赤にして怒鳴る。
『ふふふ、すまんすまん。これからお前達のおまんこが揃って見られると思うと楽しみでな』
「くっ」
 三人とも既に覚悟は済ませていたつもりだったが、改めて指摘されると強い恥ずかしさに決意が押し流されそうだった。
「あなたのような人に見られても恥ずかしいとは思いません!」
「そうよ、こんな塔に籠もって、こそこそ覗き見することしかできない変態じゃない」
 トモエとレイナは決然と言った。
『……先程はお漏らしをして子供のように泣いておったのに、気丈なことだ。どちらにしろそれをしなければ前には進めんぞ』
 それを聞くとレイナは顔を真っ赤にした。
「さ、さっきのは突然だからびっくりしちゃっただけよ、こんな事なんでもないんだから」
 そう言うとパンツの横紐に指をかけ、一瞬ためらった後、力を入れてそれを下におろして脱ぎ取った。
 そして薬瓶を一つ取って瓶の前に立った。
 鎧の前垂れで前からは隠れているが、それが少しめくれれば女の秘所がさらけ出されることになる。
 それを見てノワとトモエも薬を持ち、三人で瓶を囲むようにして立つ。
 ノワはもともとパンツを履いていないが、トモエはまだ褌を履いたままであった。
 トモエは何度か体を揉むようにして艶めかしい溜息をつくと、ゆっくりと紐をほどき片手で股間を守りながら褌を取り去った。

「それじゃあ……、みんな一緒にに薬を飲みましょう。せーの……」
 三人は一斉に薬を飲むと、腰を落として膝を思い切り開き上体を倒して後ろに左手をつく。そして放尿の目標を正確にするために、右手の指で大陰唇を自ら広げるのであった。

『ふふふ、何とも絶景だな。若き乙女達のおまんこが全開だ。乙女がとるには何ともいやらしい姿態だがな。ストリッパーが踊りの最後におまんこを見せつける時の格好ではないか』
「くっ」「ううっ」「ああんっ」
 三人とも覚悟はできているはずだった。しかし実際にその体勢になった時の羞恥は筆舌に尽くしがたかった。そこは女として絶対に隠さなければいけないと本能に近くなるまで幼い頃から躾られた部分である。それを、自らの手で開いて見せ合う淫らがましさに、三人の頭は一瞬真っ白になった。

 レイナの陰毛は髪の毛と同じハニーブロンドだが、普段から小さなパンツのみを履いているため丁寧に処理していた。割れ目の上に三角形に残された以外は綺麗に剃られ、レイナの女性自身を隠すものは何も無かった。ぽってりと肉厚の大陰唇の中に綺麗なピンク色の花びらと秘穴が息づいていた。

 トモエはもともと体毛がそれほど濃くないのか、デルタ部分こそ繊細に生い茂っているものの他の部分はほぼむき出しであった。全体的に小ぶりの性器だが鮮やかな紅色の花びらは大きく複雑に花開き、色白のトモエの肌と艶めかしいコントラストになっていた。

 ノワの股間は完全に無毛であり滑らかな肌をそのまま晒していた。秘裂も普段はぴったりと閉じていて一本線の割れ目が走るのみである。それが今、指で広げられていてピンク色の中身をさらけ出していた。それはまだ未熟で花びらも小さく、繊細で傷つきやすい姿をさらしていた。

『それにしても、おまんこも三者三様人それぞれだな。レイナのおまんこは流石に綺麗で上品だのう。それに比べて、トモエのおまんこは意外にも華やかではないか、使い込んだらいやらしくなりそうだ。ノワのおまんこは二人に比べるとまだまだ可愛らしくて幼いな』

 自らの最も隠すべき女性自身を見比べられる屈辱に、三人は思わず逃れるように体をくねらせた。そしてつい気になって他の二人のむき出しの性器をついちらちらと見てしまう。一方自分も見られていることに気がつき、さらなる羞恥に襲われるのだった。

 そしてすぐに尿意が湧き起こってきた。
 三人は、量が少なかったり熱が足りなかったりしないよう、可能な限り我慢してから放出しようと事前に取り決めていた。
 そのため不安定な姿勢で、まずは強烈な尿意に耐えていた。しかしときどき鼻にかかった声が漏れ、腰がぷるぷる震えるようになってきた。この期に及んでも三人の乙女には、真っ先に放尿をはじめるのを恥じらう心があった。

「ああっ、わたくし!も、もう……いけません、いやぁ……」
 はじめに堰を決壊させたのは、まだ一度も出していなかったトモエだった。予想以上に強烈な勢いで噴出した黄金水は、初めは狙いがそれていたが、腰を僅かに動かして開いた口に向かわせた。すると大きな音を立てて瓶の中に溜まっていった。
 それを見たレイナとノワも既に我慢の限界に達していたため、ほぼ無色透明の小水を放出しはじめた。狙いを定めるために目をつぶるわけにも行かず、お互いの最も見られてはいけない行為を見せ合うことになる。レイナが先程感じた解放感と恥ずかしさの入り交じった快美感を、三人はそれぞれ味わうのだった。
(ああ、またこんな変な気分……。しっかりしなくちゃ、さっきみたいなみっともない所は二度と見せられないわ……)
(ああ、わたくしなんと破廉恥なことを。まるで獣以下の存在になったようですわ……とても自分のこととは思えない……)
(うう、人に見られながらおしっこするなんて、本当はいけないことだよ。なんだか変な気分になっちゃう……。でも、レイナもトモエもいつもとても綺麗で大人なのに、おしっこしているところはノワと変わらない。なんだか凄く恥ずかしそう……)

 長い放出の後、三人の出した小水は瓶を満杯にする程溜まった。中のゲルキャンディはあっけなく崩壊して瓶の底に鍵を落とすのだった。

 三人は人前に性器をさらして排尿をするという、文明人としての基本的な禁忌を破った衝撃に呆然として、しばし息をつきながら解放感の余韻に浸っていた。

『ふふふふふ、三人同時の放尿ショー、楽しませてもらったぞ。それにしても何故小便をするのにそんなに色っぽい顔になっているのかね。もしかしてそういう性癖でもあるのかな』
「そ、そんなもんあるわけ無いでしょ!」
 言うとレイナは、これ以上見ていたくもなかったので、瓶をできるだけ触らないように持って三人の混じり合った小水を排水溝に捨て、何度か水ですすいでから鍵を取り出した。

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