2ntブログ
 

カッコウの官能小説劇場

□ スポンサー広告 □

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

*    *    *

Information

□ ウォッチタワー □

第一章 第六節

 鍵で扉を開けた瞬間、レイナは道が遥か遠くまで続いているように見えて面食らった。
 しかしよく見てみるとそれが鏡に映った虚像であることが分かった。手前の壁も鏡張りの壁になっていて、向かい合わせの鏡が見かけ上の無限回廊を作り出していただけであった。実際の部屋の大きさで言えば、今までより大分狭い。
 そして、その部屋に入って自分たちも鏡に映ると、幾人もの自分が鏡に映って同じ動きをして、なにやら奇妙な感覚ををかき立てるのであった。

「うわー、何これ。すごーい」
 ノワは鏡の作り出す奇妙な錯覚に、無邪気に感心している。そして手を振ったりしては、無数の自分が同じ動きをするのを好奇心の赴くまま楽しんでいた。

「見て下さい、あそこの奥に階段があります」
 入ってきた扉の真向かいは短い通路になっている。その暗がりの中に上へと続く階段があるのが見えた。三人の顔が希望に輝く。
「階段だあ。やっとこれで上に行けるね」
 ノワが嬉しそうにそちら足を踏み出すが、直後何かにぶつかったように跳ね返される
「あいたっ」
 尻餅をついたノワは、何もない空間を不思議そうに眺めて、愛用の棒をつきだしてみる。すると硬いものに当たる感触と音がして、何かにぶつかった。
「これは、一体……?」
「どうやら、透明な壁で間仕切られているようですね」
 レイナとトモエも手を突き出して、そこに透明な板が立っていることを確認する。
「結局、何も無しに上には行けないってことね……。あれは何かしら?」
 レイナは部屋の隅に置かれていた大きな壺に気がつく。
「何これ、油かしら妙にぬるぬるしているけど」
 壺の中身を触ってみると、やけに指に絡みつく粘性の高い液体だった。
「見て下さい、なんだかこの真ん中の部分だけは素材が違いますよ。ほんの僅かですが透明度も高くて色も違います……これはもしや硬いけれどゲルキャンディでは?」
 透明な壁を手で叩いて音を聞いたりして調べていたトモエが声をかける。
『ほほう、流石に鋭いな。今まで口や胸で愛おしんできた成果かな?』
「今度は、わたし達に何をさせようっていうの。こんなの包み込みようがないし、こちらから温めても、向こうから熱が逃げちゃうじゃない」
『その壺に入っている潤滑剤は保温効果がありそれを向こう側にも塗っている。熱は逃げにくいはずだ。そしてそれを肌に塗れば体温を上げる効果もある』
「どういうことです?」
『それは君たち自身で考えたまえ。まあすぐ分かると思うがな』

「ゲルキャンディの範囲はここからここまで…結構大きいねえ」
 透明な壁のほとんどは、まえの部屋の瓶のように割れないガラスでできていた。そしてその中程に幅と高さが二メートル程度の正方形のゲルキャンディ部分がある。
 三人はその正面に並んで立ってみると、奥の壁の鏡に自分たちが映るのが見えた。三人が並んで立った幅とゲルキャンディの幅はほぼ一致している。

「……これを人肌に温めるっていう事は、まさか、三人で裸になって体で擦れってことかしらね……」
 こんなことの察しが良くなってしまった自分が嫌になりながら、レイナが言う。
「ええっ、でも、そんなんじゃ隙間が出来て温めきれないよ」
「そのためにあの潤滑剤を塗ってやらせるつもりなんでしょう」
「な、何か他に方法はないものでしょうか……」

 その後三人はそれ以外の方法を考えたり試したりしてみたが、全て徒労に終わった。

「やっぱり、あれしかなさそうね」
 溜息をつくようにレイナが言う。今までさんざん淫らなことをさせられた気がするが、全裸にはなっていない。自分の全てを無防備に晒さなければならないと考えると、耐え難い羞恥が湧き起こる。
「そ、それしか方法がないんじゃしょうがないよね、恥ずかしいけど」
「そうですね……、それに余り時間を掛ける訳にもいきませんし。でも、やっぱり全部脱がないと駄目でしょうか……?」
「肌に触れる布に、得体の知れない潤滑剤をしみこませるのは危険よ。全部脱ぐしかないわね……」
 悩ましげに、三人は結論に達した。

 覚悟を決めた三人は身につけた服を脱ぎ始めた。

 身軽な格好であるノワはそもそも余り脱ぐものも多くない。戦いの中自分を守ってくれるオレンジ色の手甲を取り、ブーツも脱ぐ。フードを頭をくぐらせるて脱ぐと、それに支えられていた白い胸当ても外れて、乳房があらわになった。
 乳房は幼い外見に相応しく小ぶりであったが、形良く盛り上がっていた。先端には小さな桜色の乳首がかすかに揺れていた。まだ芯の残る青さにほのかに女性らしい丸みが組み合わさり、何とも可憐な風情である。
 そして、短く広がるスカートや、ベルトを外して脱ぎ下ろす。下着を履いてないため、丸くて小ぶりなお尻と細くしなやかな太もも、そして無毛の股間と幼い割れ目が全てあらわになる。
(こんなところですっぽんぽんになるなんて、恥ずかしい……。でも悪い奴をやっつけてこの塔から出ていかきゃいけないんだもん、我慢しなきゃ)

 トモエはまず袴の帯を解き白くむっちりとした下半身をあらわにした。そして上衣をするりと肩から落とす。
 ほっそりとした体に不釣り合いな大きなを乳房を手で隠すと、嫌が応にも鏡に映った自分の体が目に入る。隠しきれない大きさの胸にきゅっと締まった腰から大きく広がる臀部。これからすることを思うと、女という性を強調するような自分の体がとても淫らなものに見えて、トモエは消え入りたい程恥ずかしかった。そしてためらった後、褌もほどいて落とした。股間の茂みを通して柔らかな裂け目から紅い花びらがはみ出ているのがうかがえる。
(あの階段を上れば、塔の主のもとにたどり着くやもしれません。最後の試練だと思って頑張るのよ……)

 レイナは左腕の盾と手甲を外し、金属でよろわれたブーツを脱いだ。そして大きく深呼吸をすると前後の鎧を止めている革ベルトの金具を外した。固定されていた鎧は前後に開いて、それをレイナは慎重に床に置く。
 金属の鎧に押さえつけられていた乳房は解放されたのを喜ぶかのようにぶるんと揺れた。それはトモエのより大きい程だったが、トモエ同様全く型くずれせず奇跡的に前に張り出して美しい形を保っていた。
 柔らかさと弾力性を備えた質感、そして張りのある滑らかな肌。こんなものが目の前にあったら老若男女を問わず触り心地を試したくなるような吸引力を備えた美しい乳房だった。
 全体的に健康的で溌剌とした巨乳に、先端の薄桃色の乳首だけが可愛らしく恥ずかしげな風情を与えていた。
 そして最後に黒いパンツの横紐に手をかけてしばしためらう。
(これでわたし、体の全てを見られちゃうのね……。お父様やクローデットお姉様、エリナが知ったらなんて思うかしら。悪い娘だと思うかしら……。ううん馬鹿ね、わたしもう家は捨てたのに、こんな時に思い出すなんて……)
 思いを断ち切るようにして、レイナはパンツを下ろし、片足ずつ脱ぎ去った。レイナの股間には三角形の金髪が萌え、秘裂からは僅かにピンクの肉花が顔を覗かせるのであった。

 三人は皆生まれたままの姿になり、胸と股間を両手で隠して透明な壁の前に立った。体の小さいノワを真ん中にしてトモエ、ノワ、レイナの順に並んだのは、温められる面積の少ないノワを両側から補おうとするためであった。
 三人の裸体は合わせ鏡のせいで増殖し、何人もの自分たちが恥ずかしい姿で立っているのを見て、三人はめまいがするような非現実感に襲われた。

「なんだか、ノワだけ貧相な体で恥ずかしいな……。ノワも大人になったらレイナやトモエみたいになれるかなあ」
 非現実感を振り払うようにノワが呟く。
「貧相なんかじゃないわよ。それにすぐ大きくなるわ」
「ノワちゃんは今のままでも十分可愛いですわよ。ほっそりとした体が羨ましいくらいですわ」
『そうだぞ、確かに二人の女神もかくやというような女として理想的な体も素晴らしいが、ノワのような青い未成熟な体もまた良いものだ。女になる途中の一時の美しさを大事にするがよい』
「くっ、また覗いていたのですね」
「あ、あなたなんかにそんな風に褒められても嬉しくなんかないもん」
『ふふふふ、美闘士達の官能的な脱ぎっぷりを堪能させてもらったよ。しかし、そのように手で隠すためだけに裸になったわけではあるまい。壁を崩さねば前へは進めんぞ』
「わかってるわよ、そんなこと」

 強気にレイナが言うと、美闘士達は下に置いてあった壺から潤滑剤を両手にすくい、透明な壁に塗りはじめた。
 熱を逃がさないために、上から下までまんべんなく塗らなければならない。自分の頭より高い部分を塗る時は両手を掲げて、女体を余すところなく前方の鏡に映した。三者三様の乳房が手の動きに合わせて柔らかく動く。そして鏡の中では無数の美乳が揺れた。
 足下の壁を塗る時は、体を折って塗ったために後ろにお尻を突き出す姿勢になり、後ろの鏡に秘裂が幾重にも映っていた。たまたま足の間からそれを見てしまったトモエは悲鳴を上げてしゃがみ込んでしまった。そしてその体勢で壁に潤滑剤を塗る作業を続けるのであった。

 そして、壁に潤滑剤を塗りおえた三人は今度はそれを自分の体になすりつけはじめる。
 乳房に塗り込めるように潤滑剤を延ばすとレイナやトモエの巨乳は揉まれるように形を変えその柔らかさを示した。更に前屈みになって腹や腰や太ももまでに潤滑剤を塗ると、下向きに釣り鐘型になってたぷたぷと重たげに揺れた。
 ノワも同様に自らのしなやかな体を愛撫するように潤滑剤を体に塗っていった。たまに前方の鏡が目に入るとそこでは沢山の自分が同一の淫らな行為をしている。ノワは、あまりの恥ずかしさに頭がぼうっとなるのだった。

「ああ、肌が熱いです」
「本当だ、塗ったところがなんだか熱くなってくる」
 垂らした時は冷たかった潤滑剤だが、肌に塗るとしばらくして塗った部分が熱を帯びてきた。その肌が熱くなり敏感になるような妙な感覚は、体の奥の官能を呼び起こすようだった。

「それじゃあ、さっさと壁を温めましょう。こんなに熱いんだもの。多分すぐ終わるわよ」
 レイナの言葉によって、三人は潤滑剤まみれの裸体を透明な壁に押しつけていった。
「ううっ、ぬるぬるするよう」
 三人は今まで味わったことのない感覚を味わっていた。滑らかな表面と潤滑剤のおかげで摩擦は全く感じない。下手に力を入れると勢い余って回転しそうな程滑った。初めての感覚に戸惑いこそあるが、決して悪い感覚ではなくむしろ気持ちよさがある。潤滑剤のせいで火照った肌を優しく癒すようななぶるような不思議な感覚であった。

 ノワは余り凹凸の少ない体であるため、比較的楽に全身を透明な壁に押しつけられる。上の部分を温めるため両手を頭上に掲げた姿勢を取り、体を潤滑剤のぬめりに任せて左右に動かす。鏡には透明な壁に押しつけられた肉が平面に潰れて、肌がぴったりと密着しているのが映る。白い肌の中、唯一ピンク色の乳首が苦しげに潰され、動きに合わせて向きを変えていた。

 レイナとトモエはもっと大きな乳房を持っている。その乳房を横に広がる程に潰して透明な壁に密着させても、胸と腹の間に隙間が空いてしまう。その穴埋めのために左右だけではなく上下の動きもくわえてより複雑に体をくねらせ、透明な壁に滑らすのだった。
 自分と美しい友人が、裸で透明な壁に体を押しつけて、いやらしく体をくねらせている姿が目の前の鏡に幾重にも映っている。あまりの淫らがましさに三人はだんだん現実感を無くすような心持ちで、顔を上気させ息を荒くしていった。

 いつの間にか、音楽が部屋に鳴っていた。裏拍を基底に低い金管楽器の音を中心にしたスローテンポの曲で、あからさまに妖しい雰囲気の音楽である。音楽を聴きながら体を動かす場合、その音楽のテンポを無視して動くことは難しい。ぼうっとなった三人は完全に音楽に合わせて淫らな踊りを踊っている状態になってしまった。 

 ゲルキャンディの幅はそれほど広くないために三人でそれを温めるために動いていると、ときおり互いの腕や腰が当たってしまう。それは僅かな一瞬だったが、相手の肌の熱さと柔らかさ、そして潤滑剤を塗って吸い付くような滑らかさを、火照った肌に感じてしまった。
 三人の心の奥底に、硬く単調な壁ではなく柔らかい女体を押しつけ合えば、もっと気持ち良いのではないかという好奇心が生まれる。それは互いの肌に触れたいという欲望に変わる。いつしか体をこすりつけ合う回数はだんだんと増えていった。

 単調な壁でもやや強い刺激を与えてくれる部分もあった。それは最も強く押しつけられ、最もよく動く乳房と乳首であった。すでに三人とも乳首は充血して硬くしこり、潰されながらゲルキャンディの上を上下左右に滑るたびに甘やかな刺激を体に与えてくる。三人はその弱い刺激を少しでも味わおうとするかのように激しく胸を揺するのだった。

 トモエはふと自分がいつの間にか快楽を求めて体を動かしていることに気づき、愕然とすると共に激しい羞恥を感じた。
(わたくしったら、なんと浅ましいことを・・・・・・こ、このままお乳を刺激していては危険ですわ)
 トモエはそう考え、体を滑らせながら回転さた。背中をゲルキャンディに預けるように密着させて、背面側で温めようと考えたのである。そしてトモエは頭上を温めるため手を掲げて動き始めた。
 しかし背面にも乳房と同じように、お尻が突き出ていた。背中とお尻の間の腰の部分を密着させられないのである。そこでお尻を上下左右に大きく動かして、その隙間部分もできるだけ温めようとする。するとその激しい動きに合わせて、解放されたトモエの巨乳もぷるんぷるんと大きく揺れるのだった。
 前を押しつけたときよりいっそう淫らに踊る羽目になってしまう自分を鏡で見ながら、トモエはさらなる羞恥に耐えなければならなかった。思わず暴れる自分の乳房を手で押さえようとしたが、潤滑剤と勢いのせいで乳は手からつるりと逃げ出る。そしてその際に擦られた乳首の刺激に、
「ひゃあんっ!」
と大きな声を漏らしてしまうのだった。

 トモエは気がついていなかったが、トモエの美尻が”の”の字やEやMの字を描く複雑な動きをしていると、前の鏡にはその妖しい動きの中で見せつけるかのようにちらちらと濡れた秘裂が映っていた。そしてレイナとノワが、トモエのあまりに卑猥なパフォーマンスに恥ずかしさと罪悪感を感じながら、それを見ていた。

 そのうちに、レイナとノワももしかしたら後ろ向きの方が良いのかもしれない、とりあえず試してみようという気になって、トモエと同じように後ろ向きになった。そして、なぜトモエがあのような動きをしていたのか、実地で理解するのであった。
 結局、どちら向きでも大して変わらないことが分かった。三人は使用する筋肉を変えたるため、気分によって時折向きを変更することにした。そして微少な快感を蓄積しながら体を淫らに動かしていた。
 
 前を向いていたノワが少し疲れた左手を休ませようと下に降ろす。しかし、頭がぼうっとしていたせいで隣のトモエに当たってしまった。しかも背中から尻までの曲線に沿って滑るように撫で下げてしまったのである。
「ひゃあああん!」
 トモエは熱く敏感になっていた肌に対する突然の愛撫にたまらず声を上げる。
「あ、ごめんなさい」
「いいのよ・・・・・・」
 トモエは恥ずかしそうに言ったが、ノワは今の感触を反芻していた。
(トモエのお尻触ると凄く気持ちよかった。さっきいやらしく動いていたのを触るとこんな風なんだ・・・・・・。いいのよって、もっと触ってもいいのよって意味じゃないよね・・・・・・)
 そして今度は右の方をわざと見ないまま、右手を同じように降ろしてみる。
「きゃぁん」
 今度は後ろ向きにお尻を押しつけていたレイナの、乳房の上部と乳首に当たってしまう。
「こーら、ノワ」
 そう言うとレイナはお返しとばかりにノワの腋から脇腹を撫でてきた。
「あああん、ごめんなさい」
 ノワは謝ったが、それからも時折二人の体に触りたがるのだった。それに釣られて二人もノワの体を触り、だんだん腕や手を絡めたり、腰の横をぬるぬると擦りつけ合ったりするようになった。そしていつしか透明な壁とともに互いを愛撫するようになっていった。

 三人とも運動のせいか興奮のせいか羞恥のせいか、顔を真っ赤にして荒い息をつきながら体を動かしている。最早隠しようもなく甘い声が漏れ出ているのも気にならない程夢見心地だった。

 三人の熱気が最高潮に達したとき、ついにゲルキャンディが爆ぜた。白濁した液体を浴びながら、三人は奥の方向に倒れた。

「や、やっと終わりましたね・・・・・・」
 上体を起こしてどこか切なげにトモエが言う。
「ええ、これで先に行かなくちゃ・・・・・・」
 レイナも言うが、ノワは寝そべったままハァハァと荒い息をたてるのみであった。

 見ると、ノワは股間と胸に手をやって自らの体を愛撫していた。
「ああ、ああん、ノワおかしくなっちゃった、我慢できないの・・・・・・」
「い、いけません!ノワちゃん、そんなことをなさっては」
 トモエはあどけないノワに淫らなことをさせてはいけないと、思わずノワの両手をとって起こし自らの方に引き寄せる。
 ノワは背中からトモエに寄りかかり、座ったトモエに抱きかかえられるような姿勢になる。しかし、止めたトモエにもノワの体が密着した瞬間電撃が走る。その肌の熱さ滑らかさを感じて、もっと肌を擦り合わせたいという欲望を止められなかった。
 レイナから見るとノワは裸で両手を上にとられて足を大きく開いて体のすべてを晒している。そして、トモエの乳房に後頭部を押しつけて、いやいやをするように切なげに体を動かしていた。
(ノワ、なんて可愛いの・・・・・・)
 朦朧とした頭でもノワがどのような気分でいるかはよく分かった、自分とまったく同じだからである。体に満足されていない快感が大量に蓄積されて、どうにもならないのだ。
「ノワのここ、可哀想・・・・・・」
 レイナはそう言うと二人にのし掛かるように近づきながら、ノワの股間に手を伸ばした。
 そして、幼く清潔でいながら今はしとどに愛液を漏らしている柔らかい割れ目を細い指で優しくなぞった。
「ああん」
 ノワは幸せそうに嬌声を上げる。その口によだれが垂れているのを見たレイナは口を近づけそれを舐めとった。そしてそのほのかな甘さをさらに求めるかのようにノワに口づけして舌を絡める。
「レイナさん!な、何をなさるんです・・・・・・」
 トモエは困惑した声を上げる。しかしレイナがその潤んだ目を見ると、恐れと期待、そして自分と同じように耐えきれない肉体のうずきが渦巻いているように見えた。だからレイナは右手をトモエの股間にのばした。濡れほころびた肉の花びらを二、三度擦ると、トモエもたまらず甘い声をあげた。
「ひゃううん」
 そしてレイナは絡んだままだったトモエとノワの右手をとって自分の股間に導いた。
「わたしも、もう限界なの・・・・・・お願い触って・・・・・・」

 潤滑剤と白濁液でヌルヌルになった床の上に三人は密着して倒れると、もはや理性も慎みも残っていなかった。焦りに駆られたように、ただひたすら互いの体をむさぼるのであった。
 夢中でぬめる肌と肌を擦り合わせて柔らかな女肉を感じながら、はしたない声を唱和させた。
「あんっあんっあんっ」

 レイナとトモエが口を吸い合い舌を絡めて唾液を交換しながら、巨乳を押しつけてつぶし合い、乳首同士を擦り合わせる。
「ちゅるっ、ちゅぶっ、ううん、あはぁ・・・・・・」
 そこにノワが下から滑って割って入り、絡み合う乳首を両方舐めようと舌を突き出す。
「あん、いやん、はああん」
 更にノワが上に滑り二人の巨乳に胸板を挟まれるかたちになり体を擦りつけ合う。柔らかい乳房がノワの白い体の上で潰れて様々に形を変える。
「ふわっ、あううん、あああん」
 また三人は体勢を変え、今度はノワの幼い二つのふくらみにレイナとトモエがが赤ん坊のように吸い付き、引っ張ったり舌で弄んだりと存分に味わう。
「きゃあん、あん、気持ちいいよぉ……」

 その間も繊細な指が柔らかな肉花の上ををうごめきまくった。それぞれの一つの性器に、他の二人の片手がぶつかり合いながら指を這い回らせたため、動きの予測は不可能であった。花びらから、秘密の穴の入り口、そして最も敏感な真珠まで、十本の指が絶え間ない刺激を送り込んだ。
 もはや自分が誰の性器をいじっているのか、誰が自分の性器をいじっているのか、自分なのか他人なのかすら分からず、三人で一つのような存在に溶け合ったような心地だった。
「ああっ、ああん、凄い、ああっ、凄いですわ」
「ああん、はああん、はぁあああん、来る、なにか来ちゃうよぉ」
「ふぅうんっ、怖い、怖いよ、ふゎぁあん、ぎゅっとして・・・・・・ああ、もうだめぇ」
「「「ああああああああーーーーーっ」」」
 最後にはひときわ高い声を唱和させて、レイナとトモエとノワは頭の中を真っ白にしながら初めての絶頂に登り詰めた。
 そして幸福感の中で気を失うと、白く美しい裸身をひくひくと痙攣させるのだった。

→ BACK
→ NEXT

関連記事

*    *    *

Information

Comment

コメントの投稿








 ブログ管理者以外には秘密にする

Trackback

TrackbackUrl:http://aoikakkoh.blog.2nt.com/tb.php/7-27a11920
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)